大型電動門扉が動かない・異音がする原因

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目次

大型電動門扉が
「動かない」「異音がする」時の
緊急セルフチェック

工場や事業所で大型電動門扉が急に動かなくなったり、開閉時に激しい異音がしたりする場合、まずは安全を確保した上で基本的なポイントを確認することが大切です。業者へ連絡する前に、以下のセルフチェック項目を順番に確認してみましょう。

現場で試せる応急セルフチェック
10項目

チェック項目 確認内容・対応方法
ブレーカー・主電源 門扉用の安全ブレーカーが落ちていないか・電源供給は正常か
非常停止ボタン 操作盤や守衛室の非常停止ボタンが押されたままになっていないか
停電・電力障害 施設全体や地域で停電・電圧降下が発生していないか
手動切替クラッチ 手動操作モードの切り替えレバーやキーが不完全な位置になっていないか
光電安全センサー センサーのレンズ面に泥・虫・水滴・雪などが付着していないか
センサー光軸のズレ トラック等の微接触でセンサーの位置や角度が歪んでいないか
リミットスイッチ 門柱付近の停止位置検出スイッチに異物やゴミが挟まっていないか
レール上の障害物 スライドレールの上に砂利・小石・ゴミ・氷などが挟まっていないか
リモコン・操作盤 送信機の電池切れや、操作盤のボタンの接触不良がないか
門扉周辺の安全 門扉の可動域に車両・荷物・作業人員などの障害物がないか

停電や非常時の手動開閉方法については、下記ページでも詳しく解説しています。

大型電動門扉が動かなくなる・異音が発生する
「よくある故障原因」

セルフチェックで異常が見つからない場合、機械駆動部や電気系統に何らかの故障が発生している可能性が高くなります。代表的な故障原因は以下の3つに分類されます。

1. 電気系統・制御機器のトラブル(ショート・経年劣化・センサー異常)

スイッチを押しても反応しない、または途中で勝手に停止してしまう場合に最も多い原因です。

屋外に露出している制御基板や安全センサーは、台風による雨水侵入、結露、雷サージ、虫の侵入によってショートすることがあります。また、安全センサーが障害物を誤検知すると、事故防止のための安全装置が働いて門扉が一切動かなくなります。

2. モーターや駆動部品の寿命・摩耗(ベアリング固着・ワイヤー切れ)

「ガガガ」「キーン」といった異音がする、または動作が極端に遅くなった場合は、駆動部品の寿命や破損が考えられます。

毎日何十回も開閉する大型門扉のモーターは、約8年~10年で経年劣化による限界を迎えます。また、戸車(ローラー)内部のベアリングが錆びて焼き付くと「滑り抵抗」が跳ね上がり、モーターに過剰な負荷がかかって最終的に焼き切れてしまいます。

3. レールの歪み・沈下やフレームの曲がり(機械的な抵抗の増大)

大型トラックや重役車両が頻繁に通過する現場では、地面の舗装沈下やレールの波打ちが生じやすくなります。

数ミリ単位のレールの歪みや、車両接触による門扉フレームの傾きが生じるだけで、走行抵抗が急増します。人間であれば力任せに押して動かせても、過負荷検知機能が付いた電動モーターは安全のために自動停止してしまいます。

動かない門扉を無理に操作していませんか?
異音や動作停止は重大な事故や二次故障のサイン

大型電動門扉が途中で止まる・異音がする状態で無理に開閉を繰り返すと、モーターの焼損やワイヤー破断、門扉の脱輪・倒壊につながるリスクがあります。

特に古くなったレール式門扉の場合、電気系統だけでなくレールの歪みや戸車の固着が原因であることも多く、何度もモーター修理を繰り返すケースが散見されます。「頻繁に動かなくなる」「修理コストを根本から抑えたい」とお悩みの場合は、トラブルの原因となるレール自体が存在しない「ハシモト式ノンレール電動門扉」へのリプレイスもご検討ください。

門扉が動かない時にやってはいけない「NG行動」

動作不良を起こしている大型電動門扉に対して誤った対応をすると、状況が悪化するだけでなく作業員の怪我につながります。以下の行動は絶対に避けましょう。

1. 開閉スイッチやリモコンを連打する

途中で停止したからといって、スイッチを何度も連打するのは危険です。制御基板に過大な電流が流れ続け、基板の全焼やモーターの完全破壊を招きます。

2. 異常抵抗がある状態で手動で強く無理やり押し引きする

引っかかりを感じる状態で無理に手動開閉すると、脱輪やチェーンの破断、ワイヤーの巻き込みを引き起こし、数百kgの門扉が倒壊する事故につながります。

3. 知識がないまま制御盤やモーターボックスを分解・水洗いする

高電圧の電気部品が含まれているため、感電事故の恐れがあります。また、泥汚れを落とすために制御盤周辺へ直接ホースで高圧散水することは感電・ショートの原因になります。

修理・部品交換が必要な場合の費用と対応

セルフチェックで解決しない故障の場合、専門業者による点検および部品交換・修繕工事が必要になります。

故障箇所ごとの部分修理費用相場や、全面新設(リプレイス)と比較した際の判断基準については、下記ページで詳しくまとめています。

本サイト監修「ハシモト門扉」の故障・点検対応

もんぴくん

ハシモト門扉
もんぴくん

ハシモト門扉で施工いただいた門扉であれば、過去の仕様データから即座に原因を推測し、最適な点検・パーツ交換対応が可能です!

「レールが頻繁に歪んで毎年のように動かなくなる」「修理費用がかさむ」という他社製レール式門扉をお使いの場合は、トラブルの元となるレールを撤去し、埋設コンクリート基礎を活かして安全な「ノンレール電動門扉」へ改修する事例も増えています。お気軽にご相談ください。

キャラクター
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1973年の創業から2500基以上の大型門扉を設計・施工

株式会社ハシモト門扉は、大型門扉の設計施工において、長年の実績と独自の技術を持っています。レールを敷設しない「ハシモト式ノンレール門扉」という画期的な製品に早期から取り組み、官公庁や大手企業をはじめ、多くの企業や施設から高い評価を得ています。

安全性、堅牢性、耐久性、軽快性を追求した門扉は、1973年の創業以来、東日本大震災を含めても、転倒事故は1件もありません。(2024年12月時点)

※数値は1973年の創業から2024年12月時点までの累積実績です。